2019年11月20日 研究開発

森永乳業の「ビフィズス菌BB536」研究
2019年度 日本食品免疫学会『食品免疫産業賞』を受賞


 森永乳業株式会社は、長年にわたる「ビフィズス菌BB536」に関する一連の研究成果が高く評価され、日本食品免疫学会より『食品免疫産業賞』を受賞しましたのでお知らせします。

 日本食品免疫学会は、食品免疫学の研究応用において顕著な成果を挙げ、人々の健康増進に繋げる食品開発や普及に貢献し、今後の食品免疫学の発展への寄与が期待される研究者または研究グループに対し『食品免疫産業賞』を授与しています。11月20日(水)に日本食品免疫学会・設立15周年記念学術大会(東京)にて授賞式が行われ、受賞講演を行いました。


◇受賞理由
 森永乳業の研究グループは、乳児の健康と腸内フローラの関係に着目し、ビフィズス菌の生理作用の研究を行っている。1977年にビフィズス菌入り乳飲料を発売したのをきっかけに、ビフィズス菌BB536の保健効果を精力的に研究し、21 世紀に入って体によい働きをする生きた微生物としての『プロバイオティクス』の概念が定着すると、ビフィズス菌ヨーグルトの価値を科学的に高めることに尽力した。さらに、ビフィズス菌の価値を世界に広めるためにその有効性を現地で説明し、現在ではアメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなど世界のさまざまな地域でビフィズス菌BB536が使用されるようになった。また、ビフィズス菌BB536は、腸内環境を良好にし、腸の調子を整えるプロバイオティクスとして機能性表示食品に届出されている。これらの功績は、『食品免疫産業賞』にふさわしいと評価された。


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