2013年01月07日 研究開発

【2018年5月25日更新】

ラクトフェリンのノロウイルス等のウイルス感染性胃腸炎への効果に関する報告


 森永乳業は乳由来のたんぱく質であるラクトフェリン(LF)に関する研究報告を1963年に初めて発表してから、2013年で50年目を迎えることになりました。
 当社では、ラクトフェリンについてより多くの方々に関心を持っていただくことを目的として、これまでに当社あるいは世界中で報告された研究成果をご紹介してきました。
 今冬は、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者数が増加しており、過去10年間で2006年に次いで2番目の高水準となっています。そこで、今回はラクトフェリン摂取によるノロウイルスを含むウイルス感染性胃腸炎に対する臨床試験結果およびそのメカニズム解明に関する基礎研究結果をまとめ、考察いたしました。

 その結果、ラクトフェリンがノロウイルスやロタウイルス等のウイルスの表面およびその感染部位である消化管細胞と結合し、ウイルスが消化管細胞へ感染することを抑制することにより、ノロウイルス等のウイルス感染性胃腸炎の抑制や症状の緩和につながることが示唆されました。


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