麩と春野菜のチーズグラタン

お麩のとろんとした食感にわかめの磯の香りが漂う、いつもと一味ちがう軽い仕上がりのグラタンです。

栄養成分（1人分当たり）

コンソメは湯に溶かしてスープを作ります。麩はスープにつけてしばらくおき、水分を吸わせます。わかめは水で戻してざく切りにします。

そら豆は塩を加えた熱湯でゆでて皮をむきます。アスパラガスは塩を加えた熱湯でゆで、長さ4㎝の斜め切りにします。

鍋にバターを熱して薄切りにした玉ねぎを炒め、しんなりしたら、薄力粉をふり入れて粉っぽさがなくなるまで炒めます。②、わかめ、牛乳を加えて混ぜながらとろみがつくまで煮ます。軽く汁気を絞った麩を加えて混ぜ合わせ、塩、こしょうで味をととのえます。

④③を耐熱容器に入れ、ちぎったチーズをのせてパルメザンチーズをかけて温めたオーブントースターで焼き色がつくまで4～5分焼きます。

旬のそら豆やグリーンアスパラガスなどを使った、春が楽しめる一品です。

焼き麩は小町麩のような小さめの麩を使うと、戻し時間や煮込み時間が短くなり、手軽に作れます。
ダマになりやすいホワイトソースは、バターと玉ねぎを炒めたところに薄力粉を加え、その後牛乳で溶きのばせば失敗なく作ることができます。ここでは具も一緒に炒めることで、ひとつの鍋で一度に作れるのもうれしいメリット。牛乳を加えたら、焦げないように絶えず混ぜるようにしましょう。