野菜の摂り方のコツ

野菜を1日にどのくらい食べていますか?野菜の目標摂取量は1日350gと言われていますが、日本人の摂取量は平均約280gであり、70g程度不足しています。*1

野菜350gってどのくらい?

多くて大変と思うかもしれませんが、ポイントをおさえれば効率よく食べることができます。

*1 「健康日本21(第二次)」(厚生労働省)、「令和元年国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)

ポイント① 加熱してかさを減らす

葉物野菜は加熱でかさが減り、未加熱よりも食べやすくなり、たくさんの野菜を食べることができます。
茹でる、煮る、炒めるなどの加熱調理をして食べると良いでしょう。

加熱前→加熱後

ポイント② 塩もみして水分をほどよく抜く

塩もみすると、加熱と同様に野菜のかさが減り、食べやすくなります。また、調味料とのなじみを良くするなどの効果もあります。塩もみする際の塩分量は、野菜によって異なりますが、野菜量の0.5~2.0%が目安です。*2 塩分を気にされる方は、砂糖でもかさを減らすことができます。砂糖の量は野菜量の10%が目安です。砂糖を使用すると、野菜が甘く感じることがありますが、野菜本来の甘みのように感じられます。

塩もみ前→塩もみ後

おすすめ塩もみレシピ

*2 女子栄養大学出版部「調理のためのベーシックデータ第6版」
*3 野菜量は正味量で、きのこと海藻も含めています。

ポイント③ 副菜を1品プラスする

いつもの食事に副菜をプラスして、日本人が不足している70gの野菜を食べましょう。

野菜70g 以上のおすすめ副菜レシピ

ポイント④ 主菜や汁物に野菜を使用する

野菜をすべて副菜などで摂ろうとすると、品数が多くて面倒に感じるかもしれません。主菜や汁物に野菜を使用することで、品数が少なくても無理なく野菜を食べることができます。

野菜120g 以上のおすすめ主菜レシピ

野菜70g 以上のおすすめ汁物レシピ


ポイント⑤ 冷凍野菜、カット野菜や乾物を
うまく活用する

市販の冷凍野菜やカット野菜は、多少のビタミンの損失はあるものの、通常の調理で起こる損失とそこまで大きな差はなく、食物繊維は減少しません。*2
乾物には、うま味や栄養素が凝縮しており、食物繊維やミネラル類が豊富な食品もあります。*4
手軽に使える食材をうまく活用すると良いでしょう。

*4 女子栄養大学出版部「野菜のとり方早わかり第1版」
その他にも牛乳・乳製品を使って
美味しく野菜を
食べられる
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牛乳・乳製品と一緒に
野菜を食べましょう!
農林水産省では野菜の消費拡大を推進するため、「野菜を食べようプロジェクト」を実施しています。(https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/2ibent.html
当社は、「野菜を食べようプロジェクト」へ参加し、野菜サポーターとして、野菜の消費拡大に取り組み、皆さまがおいしく野菜を食べられるように活動していきます。
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