ピュアスターから生成される微酸性次亜塩素酸水の特長 ピュアスターから生成される微酸性次亜塩素酸水の特長

マスコットキャラクター 文中の「ピュアスター生成水」とは、ピュアスターから生成される「微酸性次亜塩素酸水」を指します。安全でどこでもだれでも使いやすく、対象物の汚れを落とした後にすすぎ水感覚でご使用いただけます。

生成概要フロー

電解原液である希塩酸を無隔膜の電解槽で電解します。電解して発生した塩素ガスは原水と反応し次亜塩素酸水を生成します。隔膜がないので原水の全量がピュアスター生成水として使用でき、捨て水もありません。

生成概要フロー
※電解槽、塩酸ポンプ、希釈水ポンプは消耗部品です。 ※消耗部品は機種によって異なります。 ※CP-180、Mp300には希釈水ポンプがありません。

ピュアスター生成水の特長

使いやすさと殺菌効果を両立させた塩素系殺菌料(食品添加物)。厚生労働省より殺菌料「次亜塩素酸水」に指定されているから、万一口に入ってしまっても安全です(安全性試験実施済み)。
高い殺菌効果を持ちながら、臭いがほとんどなく肌にもやさしいのが特長です。

※有効塩素濃度10~80 ppm、pH5.0~6.5の範囲

水中塩素の平衡図

pH5~6.5の次亜塩素酸水は塩素ガスを心配することなく使用でき、殺菌効果の基となる“次亜塩素酸”を最も多く含んでいるため、安全かつ効率的な殺菌が可能です。
次亜塩素酸ナトリウム溶液(食品添加物)は、次亜塩素酸比率が5 %程度のため、殺菌効果を上げるためには200 ppmなどの高い濃度が必要となり、塩素臭や残留の考慮が必要となる場合があります。

食品添加物指定殺菌料

原料は、電解質の希塩酸と電解生成液を希釈混合する原水(水)だけ。ピュアスター生成水は、次亜塩素酸を含む微酸性の安全な殺菌料です。

※厚生労働省より殺菌料「次亜塩素酸水」として指定(2002年、2012年改定)

  食添範囲 ピュアスター
生成水範囲
有効塩素濃度 10~80 ppm 10~30 ppm
pH 5.0~6.5

※機種・原水によって異なります。

※CP-180の生成有効塩素濃度範囲は15~35ppmとなります。

さまざまな菌に効果を確認

ピュアスター生成水は一般的な細菌やカビなどはもちろん、食中毒を起こす大腸菌O111、大腸菌O157、サルモネラやビブリオ、そのほか食中毒原因菌にも効果が確認されています。また、70 %エタノールでは効きにくいノロウイルスや、100~200 ppm次亜塩素酸ナトリウム溶液では効果が少ないセレウス菌や枯草菌などの芽胞に対しても、ピュアスター生成水なら効果があることが確認されています。

※食品添加物規格

効果確認済み微生物(抜粋)

※一覧は試験管内の試験結果であり、実際の現場に使用した場合の効果とは異なります。

細菌 処理前菌数 ピュアスター生成水
有効塩素濃度
生育の有無
30秒後 60秒後
大腸菌
(O157:H7)
5.2 X 108 10 ppm
リステリア 2.5 X 108
緑膿菌 3.7 X 108
サルモネラ 2.1 X 108
セラチア 2.9 X 108
黄色ブドウ球菌 1.8 X 108
エルシニア 4.8 X 108
腸炎ビブリオ 3.2 X 108
3.2 X 108 30 ppm
3.1 X 107 10 ppm
カンピロバクター・コリ 4.0 X 108
カンピロバクター・ジェジュニ 6.0 X 107
  • ■ピュアスター生成水:有効塩素濃度は表に記載・pH6.0、室温
  • ■試験液10 mlに菌液1 mlを添加し、ここから30秒、60秒後に1白金耳を液体培地に接種、培養し培養液の混濁したものを+、しなかったものを-とした。
  • ■試験依頼先:財団法人日本食品分析センター
  • ■試験成績発行年月日:平成14年10月17日
  • ■試験成績発行番号:第102071681-001号
  • ■森永乳業作表
真菌(カビ) 処理前菌数 処理後菌数
クロカビ 2.3 X 104

(CFU/ml)

  • ■有効塩素濃度29.7 ppm・pH6.0、処理時間1分、20 ℃
  • ■-:未検出(<10)
  • ■CFU:コロニー形成できる菌量
  • ■クロカビ:クラドスポリウム
  • ■森永乳業調べ
ウイルス 処理前菌数 処理後菌数
ノロ(代替)※ 1.3 X 105

(TCID50/10 μl)

  • ■※代替:ネコカリシウイルスにて試験
  • ■有効塩素濃度10 ppm・pH6.5、処理時間1分、室温
  • ■-:未検出(<4.7)
  • ■TCID50:培養細胞の50 %に感染できるウイルス量
  • ■平成21年度 第36回日本防菌防黴学会年次大会講演要旨
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機材や設備を傷めない

ピュアスター生成水は原料が無塩のため、さびや析出が発生しにくいので器具・機材への影響が少なく、すすぎはほとんど不要。だから安心して活用できます。

試験前
試験前
試験後
試験後
1. 水道水
2. ピュアスター生成水(塩酸) 32 ppm pH6
3. ピュアスター生成水(塩酸、低pH) 32.75 ppm pH2.97
4. 次亜塩素酸ナトリウム溶液 100 ppm 弱アルカリ性
5. 次亜塩素酸水(食塩) 47.9 ppm pH2.7
6. 次亜塩素酸水(食塩) 21.6 ppm pH2.8
(5.の1/2希釈)
7. 電解次亜水 58.6 ppm アルカリ性
8. 次亜塩素酸水(食塩+塩酸) 25.1 ppm pH6.4
  • ※材質に傷がある等、金属表面の状態により、さびる場合があります。
  • ※さびは室内の換気によって左右されますので、ご使用の際は充分に換気をとってください。
  • ※食品添加物規格

ピュアスターならではのポイント

電解原液に塩酸のみを電気分解して生成し、食塩を使用しないため蒸発残留物を水道水と同程度に低減。食塩使用の次亜塩素酸水と異なり、塩残りせず使用が容易です。最終リンスなどにも使い勝手がよく、設備・機器に対する影響も最小限に抑えられます。

  • ①次亜塩素酸ナトリウム溶液との
    蒸発残留物の比較

    ①次亜塩素酸ナトリウム溶液との蒸発残留物の比較
  • ②食塩を原料に含む次亜塩素酸水との
    蒸発残留物量の比較

    ②食塩を原料に含む次亜塩素酸水との蒸発残留物量の比較

①フラットシャーレ(φ30mm)に30ppm 次亜塩素酸ナトリウム溶液と30ppm ピュアスター生成水を各1ml 入れ、35℃で完全に蒸発させた。その後、各シャーレに更に1ml を重層して同条件で蒸発させ、この操作を再度繰り返して計3ml を蒸発させた。

②フラットシャーレ(φ30mm)に電解酸性水とピュアスター生成水を各1ml 入れ、35℃で完全に蒸発させた。その後、各シャーレに更に1ml を重層して同条件で蒸発させ、この操作を再度繰り返して計3ml を蒸発させた。

※食品添加物規格

次亜塩素酸ナトリウム溶液との違い※食品添加物規格

ピュアスター生成水は次亜塩素酸ナトリウム溶液と比べて希釈の必要が無く生成した水をそのまま使用でき、低い濃度のため臭いや肌への刺激が少なく食材にも人にも優しい食品添加物殺菌料です。

  ピュアスター 次亜塩素酸ナトリウム溶液

手間が違います

出水口から
そのまま使える

適正な希釈の
手間
がかかる

殺菌効果が違います

さまざまな菌に
効果あり

200 ppm次亜塩素酸
ナトリウム溶液では
効果のない菌もあります

使いやすさが違います

直接肌に触れてもOK!
ニオイもほとんど
ありません

人体への影響もあり
手袋、マスクが
必要なことも

使用方法が違います

残留性が少ないので
食材へのニオイ移りや
ダメージの心配が少ない

食材へのニオイ移り、
ダメージが心配。
殺菌処理後十分なすすぎが必要

よくある質問の解説
ピュアスター生成水の特性や
使用方法に関するご質問はこちらから
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