社長と従業員の対話

森永乳業の宝を、未来へ!2016年6月1日、宮原代表取締役社長と若手従業員5名が集い、座談会を行いました。仕事に対する思い、そして展望……未来への化学反応が生まれてきそうです。

参加者

森乳のよさは、どこにある? 大切にすべきは、何だろう?

徹底したものづくり精神が会社を支えている(宮原社長)

私はエンジニアとして入社し、20代のころから工場建設のような大きな仕事に関わり、研究所とも本社とも絡みながら経験を積みました。工場建設といえば、大きな設備投資です。プロジェクトチームの一員として、各部署の担当者と協力して取締役会の議案を作成したり、一流の建設会社や電気メーカーと千円単位から億単位に至る資材の交渉をしたり、同世代の若い仲間と力を合わせて経営の中枢の動きにも関わっていたものです。あのころはみんなタフで、言い合いになることもあったけれど、熱意に満ちて、毎日モチベーション高く仕事をしていました。
その後30代は、原料チーズの探査やロングライフの立ち上げのチームで設備投資を任されました。でも、設備は大道具のようなもので、実際には工場の人たちが日々徹底的につくり込んでいくわけです。品質を安定させる、新商品を出す、歩留まりを改善する……そこには携わることができなくて、「いちばん大切な現場に行きたい」と思うようになりました。
そんな折、ちょうど東京多摩工場(多摩工場: 以下同じ)に転勤になりました。団塊の世代の先輩たちが機械化や自動化を、文字通りバリバリ進めていて、ものづくりの姿勢をとことん教わりました。それまでは「設備ができさえすれば、商品はつくれる」と思っていたけれど、とんでもない。工場の地道なものづくりの伝統こそ、会社を支える底力なのだと確信しました。
皆さんは、森永乳業のどんなよさを実感し、自分として何を実践していますか。

従業員たちの徹底した責任感(村田)

入社して多摩工場に配属されてまず驚いたのは、先輩一人ひとりのプライドと責任感でした。商品や設備の一つひとつに対して、高度な知識と大きな責任感をつねに持って仕事に向かっているのです。すごい衝撃でした。
幼少時、母がご褒美にくれた「ビエネッタ」のうれしい記憶が入社の理由のひとつだったのですが、徹底したものづくり精神によって大好きなアイスクリームがつくられていたと知って、感動しました。私も先輩方と同じように、プライドと責任感を胸に、日々の業務に取り組んでいます。

安全・安心を第一にする姿勢(神山)

人が普段は意識しないけれど、確実に生活に密着して陰で支えてくれている。そんな会社で、理系のバイオの知識を活かして働きたいという思いがあって入社しました。多摩工場の品質管理の業務では、責任感を持って仕事に臨むことが大前提です。わずかな異常も見逃さないよう、細心の注意を払って検査を行っています。安全・安心な商品をお客さまに届けたいという強い思いが、原動力になっています。
職場の仲間とは和気あいあいですが、ビシッとやるときはやる。そんな風土が自分には合っているし、森乳のよさでもあると思っています。

社会貢献度の高い商品(渡邊)

牛乳やヨーグルトなど知名度の高い商品だけでなく、アレルギーのある赤ちゃん向けの特殊ミルクや流道食などの社会貢献度の高い事業を行っていることを知って、入社を決めました。世の中に役立ちたいという思い、そして安全・安心への強いこだわりに共感してのことでした。
飲料とアイスクリームを製造する中京工場に配属され、品質管理部門で安全・安心の基礎に関わる仕事をしてきました。現在は飲料の開発を担当しています。おいしい飲料をつくる仕事の根っこでも、高い品質を追求する姿勢を大事にしています。

思いやりと自由な発想(尾上)

会社の風土として、人を思いやる心が伝えられているところが、とてもよいと思っています。実は入社を決めた理由のひとつが、面接の待合室で人財部の方が「尾上くん」と名前で呼んでねぎらってくれたことでした。何百人と面接するのに一大学生にそんな気づかいができる会社なら、きっと自分も成長できるに違いないと思ったのです。
入社直後は九州、そして2011年からは関東でアイスクリームの営業を担当しています。自由な発想で営業させてくれながらも、商談の裏づけを上司が厳しく指導してくれるので、成長も実感できています。

ルーチンにしっかり向き合う姿勢(田村)

入社後、物流部門に配属され、今日まで物流一筋です。
赤ちゃんからお年寄りまでの幅広いお客さまに、日常生活と密着した商品を通して「おいしさ」と「健康」をお届けできると考えて入社しましたが、物流の最前線で商品の流れの早さとその繰り返しに触れて、初めはただただ圧倒されました。当たり前ですが、ルーチンなんです。物流会社さんと協力し、お客さまのお手元に安全・安心な商品を届けること、そして万が一の事故やトラブルに臨機応変に素早く対応できるよう備えることが基本です。つねに緊張感を持って業務に取り組んでいます。

いま、何がやりたい?聞かせてほしい。

与えられたタスクを超えて、「やりたいこと」を見つけよう。(宮原社長)

多摩工場に続いて盛岡工場で工場長を務めた後、エンジニアリング部長を任じられて国内の工場設備を統括する立場になりました。数年後、そこでまだやりたいことが山積みだったにもかかわらず、生産技術部長になれと言われました。それまで関わりの薄かった酪農部門、物流部門、国際部など、よく知らない現場で役員としてコミットする責任を想像すると、違う会社に行かされるような気持ちにすらなりました。でも根っからの負けず嫌いなので、経営陣にも話を聞き、自分の方向性を徹底的に考えました。与えられたものを超えて、「自分がやりたい」を追求するのが、私のやり方です。
皆さんはいま、心からやりたいと思っていることがありますか。

「おから」→乳牛の飼育→「牛乳」!

質の高い仕事をめざします(田村)

物流では、「効率化」が求められます。各工程を見直し、無駄を省き、省エネルギーや省コストを実現すれば、社会にも貢献できます。物流はルーチンの業務が多いので、より質の高い仕事ができるように努力を続けていきたいです。

海外で力を試したい(神山)

海外勤務が夢です。インドネシアでの育児用調製粉乳生産などが拡大していることもあり、さらに関心が高まっています。ドイツのミライ社には、品質管理室の先輩が駐在しています。私も、海外で自分の可能性を広げてみたいです。

自分の力を磨き続けます(村田)

高品質で安全・安心な商品を安定的に供給することに、これからも力を入れていきます。30代になった現在は、工事担当の責任者として部下の指導にもあたっています。部下の力になるためにも、自分もつねに知識や技術を磨いて成長し続けたいです。

新たな定番商品を開発したい(渡邊)

「技術の森永」と社会的に評価の高い会社が、これからも力を十分に発揮できるよう、主力の定番商品をブラッシュアップしたいです。マウントレーニアやリプトンに次ぐ、息の長い新商品の開発にも、経営視点を踏まえて取り組みたいです。

明るい心で仕事をします(尾上)

人と話すのが苦手でしたが、営業の仕事を通して克服できました。気持ちは、相手に伝わります。明るい気持ちで臨むと、お得意先での商談も朗らかになります。これからも相手の気持ちを考え、お得意先も私自身も楽しめる仕事をめざします。

どんな未来を心に描いていますか?

夢を叶えたいなら、今を大切にしよう(宮原社長)

夢を叶えるには、やはり「今」が大事です。「いつかやろう」ではなく、「今、何をするか」を大切にしてほしい。悪いことがあっても、一所懸命がんばれば、必ずいいことがある。人生の帳尻は合うようにできているんです。ずっと悪いなんてことはないのです。仕事への熱意や情熱を忘れずに、辛いときでも「がんばってやる!」というタフさを身につけてください。

頼れる「森永乳業」に!(田村)

物流の仕事は、高品質を維持して効率的に運び、その流れを途絶えさせないのが大前提です。安全・安心、そして安定という価値を、どんなときでもお客さまに提供できる体制づくりに、さらに力を入れていきます。お客さまにいつでも頼っていただける森永乳業をめざしたいです。

「ワクワク」で共感を広げます(尾上)

仕事で大切にしているのは、楽しむことです。「尾上さんならワクワクさせてくれる」と、お得意先が期待するような提案をしていきたいです。お客さまにも「次の新商品が楽しみ!」と、「ワクワクする森永乳業」を感じていただきたいです。

信頼を守っていきます(村田)

3 歳の娘は、多摩工場で製造されたビヒダスヨーグルトを「お父さんのつくったヨーグルトはおいしいね!」と食べてくれます。おいしさで選んでくれる家族とお客さまの信頼を守るのはもちろん、もっともっとファンをふやしていきたいです。

新商品開発で貢献します(渡邉)

目標は、社会に貢献できる商品を開発することです。アレルギー対応や健康維持の機能性を加えた飲料など、「これじゃなきゃダメだ」という商品を開発し、森永乳業の財産として蓄積していきたい。そして社会に認められ、長く存続する企業になることに貢献できたらうれしいです。

よい循環を生み出します(神山)

まだまだ経験や知識が足りないので、毎日、先輩の仕事を見て勉強しています。私なりに噛み砕いて吸収したものは、言葉で伝えなくても後輩たちに受け継がれ、巡り巡って職場や会社の基盤となっていくと感じています。会社や社会によい循環となる仕事を、今後もしていきます。

理念を見直す「新たな夢共創プロジェクト」を進めています

新たな100年に向けて、2016年2月より「理念」の見直しを行っています。
「会社の未来を、夢を、従業員全員で描き一丸となってめざしたい」という想いを込めて進めています。
これまで以上にお客さまのニーズに応え、社会に貢献することで、お客さまから選ばれ続ける企業をめざします。

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