省エネルギー対策

省エネルギー対策

森永乳業の工場では、燃料・電力の高効率利用として、コージェネレーションシステム、高効率貫流ボイラー、高効率冷凍機、夜間電力利用の蓄冷システムを導入しています。また、省エネルギー照明の導入も積極的に推進しています。

燃料の高効率利用

●コージェネレーションシステム

燃料エネルギーを使ってエンジン/タービンを運転し、発電すると同時に廃熱を利用して蒸気をつくる「コージェネレーションシステム」を主要な工場に設置しています。発電機の設置により日中の受電量のピークを下げるとともに、電力不足の状況においても必要最低限の工場設備稼働が可能となります。

コージェネレーションシステム概念

夜間電力による蓄冷システム

●氷蓄熱設備「アイスバンク」

森永乳業グループの工場では、電力需要の少ない夜間に水槽に氷を作りその冷熱を昼に利用する氷蓄熱設備「アイスバンク」を導入しており、これにより一日の電力使用量の平準化を行っています。
さらに最近では、生産ラインからの戻り冷却水を、アイスバンク用の冷凍機よりも高効率な冷凍機で一次冷却した後にアイスバンクの氷による二次冷却を行う氷を節約する仕組みや、シャーベット状の氷を得られる「過冷却製氷システム」の導入によりアイスバンクシステムの効率化も図っています。

アイスバンク概念

省エネルギー照明の導入

森永乳業の工場では、省エネルギー照明の導入を推進しています。蛍光灯や水銀灯を、LEDなどの省エネタイプの照明に交換することで、電力使用量を削減しています。製造室だけではなく、冷蔵庫や事務所の照明にも設置範囲を広げ、2011年度から2014年度までの導入実績で、年間約530万kWhの電力削減と、2,280トンのCO2排出量削減が見込まれます。

施工前

施工後

太陽光・風力・水力・バイオマスなどの自然エネルギーの活用を推進しています

石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料以外の再生可能な自然エネルギーの活用を推進しています。

太陽光発電

東京多摩工場では、リサイクルセンター屋上に設置した太陽光発電装置で発電された電力も使用しています。この装置は2003年2月に運用を開始して以来、2015年度までに合計約475,000kWhの電力を供給しています。通常の電力使用で換算すると、約240トンのCO2排出量を削減したことになります。
神戸工場では、500kWの発電出力を持つ太陽光発電設備を冷蔵庫屋上に設置し、固定価格買取制度を利用した売電事業として、2014年10月より運用を開始しました。2014年度は208MWh、2015年度は633MWhの売電を行い、約463トンのCO2排出量の削減に貢献しています。

東京多摩工場 太陽光発電/発電量実績

(単位:kWh)

2011年度

2012年度

2013年度

2014年度

2015年度

36,494

38,034

32,043

31,131

32,619

バイオマス熱利用設備

神戸工場では、バイオマス熱利用設備の運転が2009年1月に開始されました。コーヒーかすなどのカーボンニュートラルなバイオマス燃料をボイラーに利用し、都市ガス使用量を削減することにより年間約1,900トンのCO2排出量が削減できるようになりました。

グリーン電力購入

再生可能な自然エネルギーで発電された「グリーン電力」を委託購入する仕組みを利用し、神戸工場では、酪農家が家畜糞尿のメタンガス発酵で発電した電力を購入しています。2015年度も例年同様約280トンのCO2排出削減に相当する50万kWhを購入しました。

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