ゼロエミッション

年間計画・目標を設定し、「ゼロエミッション」を進めています

廃棄物を再資源化し、最終処分/埋め立て量をゼロに近づける「ゼロエミッション」(※)を推進しています。各工場ではISO14001の活動の一環として、工場毎の年間計画・目標を立てて取り組みを進めています。

(※)当社では「ゼロエミッション」の基準を、再資源化率99.0%以上を3年以上維持と定義。

廃棄物の種類と排出量

工場の廃棄物には、コーヒー・紅茶の抽出かすなどの食品廃棄物のほかに、紙くずや廃プラスチック、金属くず、排水処理場から発生する余剰汚泥などがあります。2015年度は食品廃棄物が最も多く43%、次いで余剰汚泥が31%と、この2種類だけで全体の74%を占めます。産業廃棄物の発生量を抑制するため各工場で努力しており、2015年度は佐呂間工場や東京工場での曝気処理条件の改善による余剰汚泥の削減、富士工場での汚泥脱水機運転条件の改善による脱水率改善により、合わせて800トンの汚泥を削減しました。このような取り組みの結果、2015年度の総排出量は44,200トンと昨年度より1,000トン削減しています。別海工場や神戸工場では排水処理場の余剰汚泥を乾燥させて、肥料へリサイクルするなどの取り組みを行っています。

2014年度種類別排出量の割合 種類別廃棄物排出量

廃棄物排出量・再資源化量(単位:トン)廃棄物排出量原単位量(単位:トン/トン)

再資源化率

再資源化率(単位:%)

再資源化率は98%以上を目標としており、2015年度は98.7%と目標を達成することができました。リサイクル可能な業者への処理委託先の変更や埋立行廃棄物の発生を抑える取り組みにより、工場別では半数以上の20事業所が再資源化率98%以上を達成しています。

食品廃棄物

ここ数年で下がり続けていた食品廃棄物量は2015年度23,600トンで、横ばいの結果となりました。これは食品廃棄物を削減する取り組みが進んでいる一方で、コーヒーかすなどの食品残渣の発生が多い製品の製造が増加したことによります。
食品廃棄物の発生抑制には、2013年度より行っている東京工場で発生する「おから」の飼料化が大きな効果を上げています。
東京工場では豆腐の製造をしており、大豆の投入量とほぼ同量の「おから」が排出されます。これまで20年以上にわたって産業廃棄物として処理していたこの「おから」を、2013年10月から「おから」に乳酸菌水溶液を噴霧混合して乳酸発酵させたサイレージの製造を開始しています。この「おからサイレージ」は酸味の効いた風味をもち、常温での保存性も良好であるため牛の飼料とすることができます。この取り組みにより、産業廃棄物として年間約1,000トン発生していた「おから」を全て飼料として森永酪農販売(株)を通じて酪農家に販売することができ、食品廃棄物の発生を抑制することができました。(写真参照)

東京工場おからサイレージ

東京工場おからサイレージ

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