ヨーグルト、クリーム、バター、チーズ、アイスクリームなど、動物の乳(主に牛乳)を加工して作られる製品の総称を乳製品といいます。また、市場に流通している牛乳類には、主に牛乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、乳飲料があり、一般にはあまり市販されていませんが特別牛乳もあります。
これらの成分規格による分類は食品衛生法にもとづく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」により定められています。
特定保健用食品(トクホ)は、健康増進やからだの調子を整える効果が期待できるとして、消費者庁から許可された食品です。ヨーグルト、乳酸菌飲料、清涼飲料水、ガム、ビスケットなど、その種類は今も増え続けています。
現在許可されている食品には、おなかの調子を整える食品、コレステロールが高めの人の食品、血圧が高めの人の食品、ミネラルの吸収を助ける食品、虫歯の原因になりにくい食品、血糖値の気になり始めた人の食品、中性脂肪が気になる人の食品などがあります。

食品の期限表示には「消費期限」「賞味期限」の2種類があります。「消費期限」は生菓子や牛乳など品質が劣化しやすいもので表示され、「期日を過ぎると安全性を欠く恐れ」があり、必ず期限内に消費しなければなりません。
「賞味期限」は缶詰めやレトルト食品など品質が比較的劣化しにくいもので表示されます。こちらは品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示し、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではなく、およその目安といえるでしょう。
輸入食品問題がクローズアップされる中、私たちが毎日飲んでいる牛乳は100%国内生産。価格も大きく変動することなく推移し、まさに食品の優等生。高い栄養成分を合わせて考えると最も安価なサプリメントと呼べるかもしれません。
しかし、飼料となる穀物価格の世界的な上昇や燃料価格上昇により生産コストが上昇。国内の酪農家の経営環境は非常に厳しくなってます。それでも輸入に頼ることが難しい生鮮食品である牛乳を安定的に供給するために私たちは酪農家と共に日々の努力を続けています。
近年、賞味期限や産地偽装事件など多くの食に関する事件が相次ぎ、食の安全に対する信頼が揺らいでいます。今、お客さまにとって食に関する最大の関心事は「安全」といってもいいでしょう。
多くの命を育む食品企業だからこそ、その役割と責任は重大です。何らかの問題が起きて食品メーカーの信頼が揺らぐと企業そのものの存続にも関わるような大きな問題になってしまいかねません。製造する食品の安全・品質管理は食品メーカーにとって最も重要なことといえるのです。
今後、国内のあらゆる消費を考える上で少子高齢化による人口構成の変化は最も重要な問題といえるでしょう。2045年には日本の人口が1億人を切ると試算しているシンクタンクもあり、人口減少は現実のものとなりつつあります。しかし、家族数は核家族化・単身家族化が進み増加傾向にあります。
さらに、外国人は増加し、それに伴い食材の輸入量も増大。食の国際化はここ数年で急激に進み、今や日本は世界的に見ても食の国際化が進んでいる国といえるでしょう。このように人口構成、家族構成の変化、国際化といったお客さまの変化が食品業界に与える影響は非常に大きいといえるでしょう。