2008年04月22日 お知らせ

森永乳業グループの環境活動について
~「紙パック回収運動」 「宅配軽量壜 全国展開」~


森永乳業株式会社(本社:東京都港区、社長:古川紘一)は、グループ会社を含めた各事業所で、さまざまな環境保全活動に取り組んでおります。従業員に対しても、一企業の一員として、環境保全活動への積極的な参加を呼びかけておりますので、その取り組みをお知らせいたします。

1.紙パック回収運動

当社では、これまでも工場では紙パックリサイクルを実施してまいりましたが、2006年11月より森永グループの全従業員に向けて「紙パック回収運動」の呼びかけを実施し、事業所に回収BOXを設置し、社員一人一人へのリサイクル意識の啓発に努めております。当取り組みの2006年11月から2007年10月までの1年間の回収数量についてご報告申し上げます。

  参加者:4,198名
  期間:2006年11月~2007年10月の1年間
  回収した紙パックの枚数 :1,000ml 152,423枚(約4.6トン)
                    500ml  26,056枚(約0.5トン)
※紙パック1kgでトイレットペーパー4~5ロール分の原料になると言われておりますので、
上記数量は20,400~25,500ロール分の紙パックが回収されたことに相当します。
回収された紙パックは、事業所毎に森永グループの工場にてリサイクルするか、または
地域の回収ルートを利用してリサイクルいたしました。

2005年度に審議された容器包装リサイクル法の改正にともない、飲料用紙容器を始めとするガラス・PET・その他紙容器・プラスチック容器・スチール缶・アルミ缶・段ボールの8素材の各リサイクル推進団体によって結成された「3R推進団体連絡会」は、容器包装の減量化(リデュース)と回収率(リサイクル)向上について、2010年度の具体的な数値目標を設定した自主行動計画を公表しました。
飲料用紙容器(=アルミなし紙パック)は回収率50%を目標としておりますが、2006年度の紙パックのリサイクル率は37.4%(2005年度は36.2%)であり、目標回収率(50%)を達成するためには、5年間で約4割増加させていく必要があります。このため、紙パック商品を販売している森永乳業グループは、回収率の向上へご協力すべく取り組みを実施しております。

2.宅配用軽量壜全国展開

当社では、2004年11月の四国・九州地区から宅配専用壜商品に軽量壜を順次導入してまいりました。このたび2008年4月に北海道地区での軽量壜導入が完了し、全国エリア展開になりました。
この軽量壜は「ユニバーサルデザイン」として、壜の中央部に「くびれ」を作り、また従来の壜に比べて約半分の244gから130gに軽量化することによって、誰にでも持ちやすい壜を実現しております。また、開けやすい樹脂キャップを採用し、使いやすさにも配慮しております。壜の軽量化は、省資源化や輸送エネルギーの削減など、環境への負荷削減にもつながります。さらにこの新しい軽量壜は外表面に樹脂をコーティングすることにより、軽量化に合わせて耐久性の向上を実現させ、再利用回数を従来の30回から60回に倍増させることに成功しました。

今後も森永乳業では、環境問題に対する企業としての社会的責任を認識し、積極的に環境保全に取り組み、環境負荷の少ない企業活動を推進します。

 

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