2006年03月06日 お知らせ

本社・研究所31部門の本来業務を対象に取得
森永乳業の本社・研究情報センター
「ISO14001」認証取得のお知らせ


森永乳業株式会社(本社:東京都港区、社長:古川 紘一)は、このたび(2006年2月24日付)環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001:2004(JISQ14001:2004)」の認証を本社および研究情報センター(神奈川県座間市)を登録対象として、ロイド・レジスター・クオリティ・アシュアランス・リミテッドより取得しましたので、お知らせします。なお、当社ではこれまでに全工場と3センターで認証取得が完了しています。
今回の本社・研究情報センターの認証取得は、地球温暖化防止・省エネルギー、廃棄物の発生抑制・省資源のみならず、本社・研究情報センターにおける研究・購買・商品開発・生産技術・物流・販売の各部署、全31部門における本来業務の中で環境を考慮することをその認証対象としている点に特徴があります。

1.森永乳業のISO14001認証の取得状況について

森永乳業は環境に配慮し、社会に貢献する企業であることを経営方針のひとつに掲げ、1993年に「環境保全業務要綱」および「環境方針」を定め、1994年から関係会社を含めた全工場において環境マネジメントを推進してまいりました。
1998年からは、ISO14001認証取得を推進し、2005年3月までに当社全17工場、3センター※、3関係生産会社の認証取得が終了しています。
さらに、グループ全体で環境経営に取り組んでいくため、本社と研究情報センターでの取得に至りました。今回取得の登録範囲は「牛乳、乳製品、アイスクリーム、飲料、食品等を製造販売する本社と研究開発部門の業務」で、登録番号は「YKA-4003478/J」です。
(※東日本市乳センター、西日本市乳センター、装置開発研究所)

2.森永乳業グループの環境保全の取り組みについて

森永乳業は、食品の製造販売会社として、牛乳、乳製品、デザート、アイスクリーム、その他食品を年間約1,623千トン生産し、販売しています。
環境対策については、1960年代から水質汚濁防止、大気汚染防止、騒音・振動・悪臭防止などの公害防止対策に特段の配慮を講じ、1980年代からは、用水の使用合理化、省エネルギー対策を着実に推進しています。
1990年代からは、環境マネジメントシステムを取り入れ、用水節減、地球温暖化防止・省エネ、省資源化、廃棄物発生抑制・再資源化促進、化学物質管理の徹底、教育訓練の実施など、業務改善と環境保全に積極的に取り組んでいます。
また、森永乳業グループは以下の目標を策定し、全従業員一丸となって、継続的改善を実施し、地域と社会に貢献していきます。

(1)地球温暖化防止として、省エネルギーを推進する。
・エネルギー原単位を年率1%低減する。
(2)廃棄物排出量の削減と再資源化率の向上を推進する。
・廃棄物排出量を2006年度末までに2003年度比3%削減する。
・再資源化率を2006年度末までに2003年度比3%向上する。
(3)ISO14001認証取得の推進
・3関係生産会社で認証取得していますが、主要関係会社で認証取得を目指す。
(4)製品と容器の開発を含めた環境関連の新技術の開発を推進する。
(5)社会環境報告書を継続的に作成し、環境活動の確認と環境意識の高揚に努める。
3.森永乳業の本社および研究情報センターの概要

(1)本社  
 所在地 東京都港区芝5-33-1
東京都港区芝5-34-6
東京都港区芝浦3-13-8
東京都目黒区目黒4-4-22
(2)研究情報センター  
 所在地 神奈川県座間市東原5-1-83

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